逆援助が増えた理由

それは、男性の相対的な社会的地位が低下するキッカケでした。

そんな男性たちが時代の流れに抗うためにしたことは、金銭で手に入れた女性たちにすさんだ心を癒してもらうこと。

これが、のちの逆援助を生む要因となったのです。

一方、バブルの崩壊以後、社会的地位を高めていったのは女性でした。

それも、バブル崩壊で傷ついた男性たちがお金で買っていた、援助交際世代の女性たちです。

それまで男性上位の社会の仕組みに耐えつづけてきた女性たちが、ここぞとばかりに社会進出を果たしていったのです。

お茶くみやコピーとりといった仕事を捨て去り、会社を支配する男性たちを抜き去り、やがて管理職ひいては重役、社長にまで女性たちはのぼりつめていきました。

いまの時代、女性のリーダー、女性の社長などは、もはや珍しくありません。

性別の下剋上ともいえるこの時代の変化のなかで、男性たちはさらに萎縮し、社会的な立場をますます弱めていったのです。

キャリアウーマンというコトバの登場やディスコのお立ち台といった社会現象も時代のこの流れのなかで生まれてきたのです。

強い女性への憧れも生まれてきました。

女性は、男性に対して社会的に弱い存在ではない。

まさにそのことが証明されたのです。

男性たちからは、もはや女性を支配するという意識が奪われ、そうして反対に男性が女性に支配されるという逆転現象もちらほらと目に付くようになっていくのです。